宿泊施設の現状
宿泊施設が大きければ大きいほど、収容できるお客様の数は増えます。
お客様の数が増えれば増えるほど、宿泊施設側は部屋や食事の準備に多大な時間や人手を要することになります。
大きな宿泊施設が全ての料理を手作りすることは時間的物理的にも不可能であり、その代替として業務用の冷凍食品を当たり前のように使う時代となっています。
業務用冷凍食品の調理・冷凍技術は日々進化しており、一見するとプロでもその見分けが出来ないほど高いクオリティーを持っています。
それを良しとするお客様も居ればお気に召さないお客様も居るでしょう。
バイキングなども良い例で、子供や大人までビュッフェスタイルやバイキング形式を好むお客様も居れば、お膳提供を好まれる方も居ります。
どちらが良いかを判断するのはお客様です。
当館はお膳提供スタイルの昔ながらの旅館です。
そして手作り調理にとことん拘っています。
当館が手作り調理に拘る理由は手作りしたほうが美味しいからです。
既製品でも美味しいものはありますが、食べれば既製品であることは明白です。
なぜなら現代人は既製品の味に慣れているから。
当館の定員は最大で21名、清掃作業以外の全ては家族のみで経営しているちいさな旅館です。
だからこそ手作り調理が可能です。
定員21名が入ることは殆どありませんが、家族のみで手作り調理が十分可能な大きさの施設で営業しています。
その証拠に、お料理についてはお客様から一定の評価を頂いております。
その評価を受けて、私たちが提供しているお料理についても、また新たにご来館下さる新しいお客様へと自信を持って提供することが出来ていて今日に至ります。
私たちの強みは、家族のみで営業出来る小回りの利いたアットホームなお宿。
私たちの使命は、料理でお客様を感動させること。
私たちの信条は、私共の宿泊施設で工事業者さまの業務を支え、宮古市復興の一助となることです。